レシピ

濃厚ぶどうジェラート

三和子

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三和子
美味しいで頭がいっぱいな調理師

ぶどうというと、子どもの頃、デラウェアがよくおやつに出てきた記憶があります。あの小粒のぶどうをぷちぷちと摘みながら食べるのが大好きで、よくおかわりをしていました。最近ではスーパーや八百屋に行くと本当に色々な種類のぶどうが売っていてついつい目移りしてしまいます。

何度もかき混ぜながら時間をかけて完成したぶどうジェラートは、一口食べた瞬間ぶどうの香りが口いっぱいに広がります!その濃厚さはまさにぶどうにかぶりついているかのよう。生クリームも入れているのでさっぱりでいてクリーミー。まさにこの時期にこそ作れる贅沢な濃厚ジェラートです。

材料(4 ~ 5人分)

濃厚ぶどうジェラート

  • ナガノパープル中房1房
  • 牛乳150g
  • 生クリーム(乳脂肪分35%)60ml
  • きび砂糖(お好みの砂糖で代用可)30g
  • トッピング用ぶどう4〜5粒

作り方

ぶどうをよく洗って水気を切ったらバットに広げ、トッピング用のぶどう以外を冷凍庫で2時間程凍らせる

①のぶどうと牛乳、生クリーム、砂糖をミキサーに入れて十分に撹拌する

容器に入れて冷凍庫へ

30分に1回スプーンなどでよくかき混ぜて空気を入れながら凍らせる

完全に凍ったら完成。トッピングのぶどうを添えて盛り付ける

皮ごと食べられるナガノパープル
使用したブドウはナガノパープル。種無しで皮ごと食べられる大粒の品種です。皮の渋みが少なく酸味はひかえめ、そしてなんといっても糖度が平均18度~21度ととても高いのが特徴です。その為、今回のレシピは少量のお砂糖で作れるのが嬉しいポイント。皮ごとミキサーにかけるので皮に含まれるポリフェノールなどの栄養も一緒に摂取できちゃいます。



かき混ぜる理由とは?
冷凍庫に入れてから頻繁にかき混ぜるのはなぜなのか?ただ凍らせれば良いと思ってしまいがちですが、実はジェラートを滑らかな舌触りにするのにはこの「混ぜながら凍らせる」という工程がとても重要なのです。定期的に混ぜることで大きな氷の結晶が壊れ全体の空気含有量が上がり、ふんわりとした食感になります。
試しに全く混ぜずに作ってみたところ、ざらざらとした舌触りの氷っぽいジェラートが仕上がりました。ちょっとした工程ですが、仕上がりに大きな違いが出ますね。

名脇役のきび砂糖
今回のレシピに使った砂糖はきび砂糖。さとうきびの搾り汁を煮詰めて作られたきび砂糖にはカリウムやミネラルが多く含まれていてコクがあり、甘みにまろやかさがあります。今回のぶどうの甘さを引き立てる、まさに名脇役!

三和子

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美味しいで頭がいっぱいな調理師

食が豊かだと心も豊かになる。どんな時でも誰に対して作るご飯でもその人の心を温かくしたい。そんな想いでいつも料理を作っています!

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