
みなさまこんにちは、フジコです。
この度「枯らす専門家」から脱却すべく宮崎大輔さんの『プランターでかんたんイチゴづくり(おうちで楽しくイチゴ狩り!)』を参考に、10月からベランダでイチゴ栽培を始めました。
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〈その1〉植え付け編
〈その2〉日々のお世話とシャクトリムシ編
〈その3〉ハダニと越冬編
大事な受粉作業
2025/03/24 イチゴ栽培166日目
フジコには悩みがありました。
きれいな形の実にするために大事な人工受粉の作業を、最初は綿棒で行っていたのですが、どんなに丁寧にそっと動かしてもおしべが折れてしまうのです。育ってきた実もなんとなくいびつです。
そこで書籍などを参考に、メイク用の筆に目をつけました。毛が多くフワフワで、おしべに力がかからなさそうな筆を吟味して購入しました。最初のうちは筆を滑らせるように動かしていたのですが、ポンポンと軽く触れるようにたたくとおしべを傷つけにくいことに気付きました。その後の実はきれいな三角の形になったので、やはり筆に変えて正解でした。グッジョブ、フジコ!
花をじっと観察
2025/03/25 イチゴ栽167日目
花の最盛期と言っていい程、たくさん開花しているイチゴの花。毎日じっと観察していると、花びらの枚数が異なることに気がつきました。
調べてみると、品種や株の状態によって花びらの枚数が異なるとのこと。同じ品種でも枚数が違うことがありました。花びらの枚数が多いほど大きな実になる傾向があるらしく、8枚の花びらを見つけた時にはうれしくて踊り出しました。

元気に増えすぎた葉
2025/04/11 イチゴ栽培184日目
ランナーがびよんびよんに伸びていたのでカットしました。実は1週間前に小さめのランナーまでしっかりカットしたばかりだったので、成長の早さにとても驚きました。追肥の効果と春の暖かさでどんどん大きくなるのですね。

2025/04/24 イチゴ栽培197日目
ランナーだけでなく葉もずいぶん増え、プランターが窮屈そうに見えます。Xでもフォロワーさんから葉が多いことを指摘していただいたので、少し取ってみることにしました。
何も考えずにハサミで根本から切っていったのですが、実がついている茎を切ってしまっていたり、多めに切りすぎているような気がして、ちゃんと調べてから作業すればよかった……と後悔するフジコなのでした。


フジコ vs 鳥
2025/04/28 イチゴ栽培201日目
フジコが苦手なもののひとつ、それは「鳥」
鳥という文字を見たりキーボードで打つだけでも寒気がしてきます。
イチゴのプランターはベランダで育てているので鳥は入ってこないだろうと思っていました。ですが実が赤くなると目立ちますし、ほんのり甘い匂いも漂うので、予防としてキッチンで使っている排水口ネットを赤くなった実に被せることにしました。これでひと安心と思っていたフジコ。

2025/05/02 イチゴ栽培205日目
イチゴ栽培をはじめてからずっと楽しみにしていた、収穫の日がきました!
「学校から帰ってきたら一緒に収穫しようね」と子どもと約束をしていたこの日、お昼前ベランダに出た際にイチゴを見ると、違和感があります。
イチゴにかけたネットが破けているような気がする……いいえ!気がするだけでなく、実際に破けていて、赤い実が突かれています!!
そんな…嘘だと言って…
初めて赤くなったフジコの紅ほっぺは、鳥に、突かれてしまいました。


2025/05/05 イチゴ栽培208日目
強力な鳥対策が必要と身をもって知った直後、フジコ家の栽培環境にぴったりのカバーを発見し、注文したものが届きました。
収穫できず同じく悔しい思いをした子どもも組み立てを手伝ってくれました。鉄壁のガードです。もともとは虫除け用のカバーですが、鳥よけとしてもこれで鳥は絶対に近づけないでしょう。

念願の初収穫
2025/5/9 イチゴ栽培212日目
悔しくも悲しい経験を経て、ついにこの日がやってきました。また実が赤くなったのです!突かれてしまった実の横で無事だった紅ほっぺ1粒、とちおとめ2粒の合計3粒をドキドキしながら収穫しました。
初めてのイチゴのお味はとっても酸っぱかったのですが、やり遂げた達成感でお腹いっぱい大満足です。


イチゴを育ててみた感想
最終的に紅ほっぺ3粒(鳥に突かれた1粒を除く)、とちおとめ33粒が収穫できました。(Xでのご報告後、とちおとめを5粒収穫することができました!)
最初に実にすると決めたとちおとめは途中で育たなくなってしまいました。原因はわかりませんが、花が咲いて実になるのは当たり前のことではないのですね。

とはいえ、思っていたよりもたくさん収穫でき、ちょうど誕生日だった家族のケーキにも飾ることができて良い思い出になりました。
実は紅ほっぺの1株が休眠前から弱っていて、水や肥料を多めにあげたりして何とか実をつけるまでは頑張っていたのですが、実が赤くなる前に枯れてしまいました。

紅ほっぺは小さいプランターで育てていた分、水やりをもっと頻繁にした方が良かったのかもしれません。大きいプランターで栽培すること、とどこを調べても書いてあった意味がよくわかりました。
プランターでイチゴが栽培できるなんて思ってもいなかった初心者でも、枯らす専門家でも、まさに「おうちで楽しくイチゴ狩り!」ができてとてもよかったです。
みなさまもぜひ、イチゴのプランター栽培を初めてみてはいかがでしょうか。

番外編
育てたいちごを飾った誕生日ケーキ
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