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スイカとブッラータ(ブラータ)のカプレーゼ

Aya

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Aya
パリの元パティシエ・2児のママ

しゃきしゃきクリーミー!夏の前菜にぴったりなカプレーゼ

スイカのさっぱりした甘みと、オリーブオイルの爽やかな香りとほのかな苦味が、ブッラータチーズの豊かなコクとベストマッチ!

暑い夏に食べたくなるすっきりとした味わいの前菜です。シャンパンやスパークリングワインなどの発泡酒や白ワインとよく合います。

材料 (2人分)

スイカとブッラータ(ブラータ)のカプレーゼ

  • スイカ (1.5cm角に切ったもの) 120g程
  • ブッラータ1個
  • ディル(ミントやバジルなど好みのハーブで代用可)適量
  • レモン(くし切り)1カット
  • 塩(海塩がおすすめ)適量
  • 黒コショウ(挽きたてのもの)適量

作り方

下準備
•スイカは皮と種を取り除いて1.5cm角のサイコロ状に切る
•ディルは軸を取り除いて葉だけにする

ブッラータをとりだし、キッチンペーパーで表面の水分をとる。

皿の中央に置いて半分のところにナイフで表面に切り込みを入れる。左右に開き、中身がとろっと出てきたところにオリーブオイルをたっぷりかけ、少し強めに塩をふる(親指、人差し指、中指の3本指で軽く2つまみ程)。黒コショウを粗めに2〜3回挽く。

ブッラータの上にスイカを盛り、ディルを散らす。皿全体にオリーブオイルをまわしかけて、最後に軽くレモンを絞って完成。

※ ブッラータの表面は塩水に浸かっていて塩が効いているので、中身の方に意識して塩をふると程よい塩梅になります♪
※ 白コショウより香りが強く、ピリっと辛味がワイルドな黒コショウがおすすめです!

ディルを散らす

 ブッラータ(ブラータ)ってどんなチーズ?
イタリア語で「バターのような」という意味をもつ“ブッラータ(Burrata)”は、イタリア南部のプーリア州(ブーツの形をした地図のヒールの辺り!)が原産のフレッシュタイプのチーズです。
形状が特徴的で、できたてで新鮮なモッツァレラチーズを薄く延ばして袋状にし、その中に“ストラッチャテッラ (Stracciatella)”と呼ばれる、細い繊維状に割いたモッツァレラと生クリームを混ぜたものをたっぷりと詰め、巾着のように閉じたものが「ブッラータ」です。
もともとは、モッツァレラの生産過程で発生する余剰のモッツァレラを無駄にしないための方法として、この切れ端を細かく裂いて生クリームと混ぜ合わせることを思いついたのがストラッチャテッラというチーズです。ヨーロッパではこのブッラータの中身だけを容器に詰めて売られているのも見かけます。

ブッラータ(ブラータ)ってどんな味?
真っ白でつるんとして、水風船のようなもちもちした触感のブッラータ。表面にナイフを入れると、切れ目から、モッツァレラと生クリームがとろ~っと流れ出します。口に入れると、バターのように濃厚でクリーミーな味わい、じゅわっと広がるミルクのリッチな風味とコク、ふんわりした甘さの中に、モッツァレラの独特のシャキシャキした食感が楽しめ、一度食べたらやみつきになる味です。
そんな魅惑的なブッラータは、時間が経つほどに食感が変化する繊細な食材なため、鮮度管理が難しく、衛生面やコスト面が影響して日本では流通量が少なかったのですが、最近では国内産も出てきて、少しずつ身近になりつつあるように思います。輸入品に比べて安価で手に入りやすいので、とても嬉しいです。

ブッラータ(ブラータ)はどうやって食べると美味しい?
濃厚でクリーミーなブッラータは、オリーブオイルと塩コショウだけで食べてもとても美味しいのだけれど、リッチな味わいがゆえに途中で食べ飽きてしまうことも。そんなときは季節のフルーツと合わせて食べるのがおすすめです♪ 桃やチェリー、いちじくに洋梨、苺となんにでも合うので、パリのレストランやBARでも季節の移り変わりを愉しむ前菜のひと皿として人気です。もちろんカプレーゼのように濃厚な味わいのトマトとバジルと合わせても美味しいし、生ハムといちじくもばっちり合います。トマト系のパスタの仕上げに混ぜ込んでもgood!

▷ 今回使用したブッラータはこちら
http://www.hanabatakebokujo.com/products/artisan-cheese.html
イトーヨーカドー(イオン)で購入可能 ¥386(税込)

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飲食の仕事と育児の両方を愉しみながら、デザートやお菓子のレシピ開発をしています。 旅好き。コーヒー好き。食育、有機食材に関心大。ヴィーガンやグルテンフリー、ラクトースフリーでも美味しいお菓子レシピを研究中。

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