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旬のフルーツをどっさりと使ったデザートが食べられるとの評判を聞きつけ訪れたのは、東京都JR三鷹駅から徒歩7分ほど歩いた住宅街に佇む「Café Ichifuji(カフェ イチフジ)」。1956年創業の老舗果実店「一富士」が営む地元でも大人気のカフェです。「フルーツの美味しさをたくさんの人に伝えたい」そんなオーナーの想いから2022年にオープンしました。オーナーは一富士の二代目でもある田中眞紀子さん。現在カフェを娘さん達と共に切り盛りされています。


まず目に飛び込んできたのはテーブルにこんもりと盛られた色とりどりのフルーツたち。これだけでも一気にテンションが上がってしまいます。

席に案内されメニューを開くとまずその数の多さに驚かされました。パフェやフルーツサンドにフルーツジュース、どれも美味しそうでついつい目移りしてしまいます。スタッフさんにお薦めをお伺いし、さっそく注文。
人気ナンバーワンの「プリン・ア・ラ・モード」
まずテーブルに運ばれてきたのはカフェで一番人気のプリン・ア・ラ・モード。「この一皿で果物屋」とご紹介いただいた通り、自家製プリンの周りにはアイスと共に旬のフルーツがふんだんに盛られており、その種類はなんと全部で11種類!

フルーツは季節ごとに常に入れ変わり、この日は静岡県産のマスクメロン、ベトナム産のドラゴンフルーツ、愛媛県産のデコポン、開発に20年もかかったと言われているキウイのルビーレッドなど、どれを食べても濃厚でジューシー。あんなにボリューミーだと思っていたのに手が止まらずあっという間に完食してしまいました。
セットで頼んだフルーツティーにもどっさりフルーツが入っていて、紅茶で風味を楽しんだ後はポットから取り出し、蜂蜜をかけて食べられてしまう、二度も三度も美味しい贅沢なセットでした。

朝のエネルギーチャージに「ピタヤボウル」
続いて注文したのはモーニングにもおすすめ、「朝から栄養満点!」がテーマのピタヤボウルのセット。糖度の高いハワイのパパイヤやドラゴンフルーツの下には豆乳とバナナをミックスしたペーストが敷き詰められ、食べ進めると更にその下にはグラノーラが。ザクザクの食感がたまりません。いちごの冷製スープもとろりと濃厚で甘酸っぱく、ついおかわりをしたくなる美味しさ。これを朝に食べられたらその日一日頑張れること間違いなしです!

欲張りプレートでパフェもフルーツサンドもドリンクも!
是非とも頼んで欲しいのは「パフェもフルーツサンドもどちらもちょっとずつ食べたい」というお客様からの声から誕生したという夢のようなセット。この日はいちごの「いちご一会プレート」で、あまりん、あまおう、初恋の香り、まりひめの4種類がたっぷりと使われていました。合わせるフルーツによって生クリームに入れる材料を毎回調整していると仰っていた通り、主役のいちごの甘さと旨みが引き立つ上品な甘さ。パフェもサンドイッチも飽きが来ずペロリと食べられちゃうのも納得です。レモン汁を入れると色が変化するというバタフライピーの紅茶も楽しみながらの大満足の時間でした。






〒181-0013東京都三鷹市下連雀3-9-12富士見マンション1階
TEL:0422-24-9001
営業時間:9:00〜19:00(18:15ラストオーダー)
定休日:水・木(臨時休業あり)
季節によってプレートの内容は変わります
掲載されている内容は記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご注意ください。取材日:2025年4月11日(金)
あとがき
最後に「Café Ichifuji(カフェ イチフジ)」オーナーの田中眞紀子さんにお話をお伺いすることができました。
老若男女誰もが気軽に立ち寄れてほっと落ち着ける、そしてフルーツを楽しめる空間を作りたいとスタートしたCafé Ichifuji。全国各地、そして海外からも選りすぐりのフルーツを仕入れ、日々その魅力を伝え続けています。フルーツの美味しさを伝えたい、そして農家さんの苦労やこだわりを知っているからこそ、フルーツを最高の状態でお客様へご提供したい。そんな想いから娘さんやスタッフさん達と一丸となって季節ごとに何度も試作と試食を繰り返し、商品開発されています。「フルーツの摂取量が低下している現代だからこそ、その魅力をたくさんの人に知ってもらい、さらに農家さんへの励みにもなったら本当に嬉しいです。皆さんぜひフルーツをたくさん食べて楽しんでください!」と笑顔でお話される田中さんの表情からは、フルーツへの愛情が溢れ出ていました。
