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フジコのイチゴ栽培日記その2 日々のお世話とシャクトリムシ編

フジコ

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フジコ
農家の娘、整理収納アドバイザー

みなさまこんにちは、フジコです。

この度「枯らす専門家」から脱却すべく宮崎大輔さんの『プランターでかんたんイチゴづくり(おうちで楽しくイチゴ狩り!)』を参考に、10月からベランダでイチゴ栽培を始めました。

「とちおとめ」と「紅ほっぺ」の苗を購入し、プランターに植えつけを行った前回の記事はコチラからご覧いただけます。

▼関連記事はこちら
〈その1〉植え付け編

〈その3〉ハダニと越冬編

 

イチゴにとって、より良い環境を求めて

2024/10/11 イチゴ栽培2日目

植えつけが完了したので、イチゴの成長を促すための環境を整えます。

1、日当たりのよい場所を探す

私がプランターを置いているのは、午前中の日当たりが良いベランダです。欲張りなフジコは、さらに長く日が当たる場所を求めて、プランターを持って左右にウロウロ。もはや大切な我が子を抱くような気持ちです。

紅ほっぺの方が土が乾くのが早いような気がして、とちおとめと場所を交換したりしましたが、土の乾き方には変化は見られませんでした。紅ほっぺの方がプランターが小さく水が入る量が少ないのと、茎が長くて葉に日光をさえぎられないので、乾きやすいのだろうと考えています。

2、風通しを良くする

プランター底面の風通しを良くするため、プランターの下にブロックを置きました。

写真は栽培11日目のもの

3、追肥は必要なタイミングで施す

通常、植えつけから1か月後に追肥するそうですが「10月中旬以降に植えた株は、ひと月後の追肥の必要はありません」とのこと。はじめての追肥は数か月後、冬を越してからになりそうです。今はお世話したい気持ちをグッと我慢することにしました。

水のやりすぎに注意!色と重さで見極める

2024/10/13 イチゴ栽培4日目

植えつけ後、初めての水やりをしました。実はフジコ、なぜ「枯らす専門家」だったのか思い当たる原因があるんです。それは「水のやりすぎ」

今まで「水分がいちばん大事!お肌と同じで保湿が命!」などと唱えながら、毎日欠かさず水やりをしていました。しかし、書籍によるとイチゴの水やり目安は「土が乾いたら」とのこと。秋から春にかけては2〜3日に1回程度で十分だそうです。

どんな植物も毎日の水やりが基本だと信じて疑わなかったフジコには、とても衝撃的な情報でした。ああ……会社帰りに癒しを求めて買ったあのバオバブも、義理姉の結婚式でもらったあのローズマリーも、枯れてしまったのは水のやりすぎが原因だったのね。

そんなことをぼんやりと思いながら、「土が乾いたら」の目安にしたのはプランター表面の「土の色」でした。パッと見て明るい色になっている部分が目立つようになったので、「今ね!」と水やりをしてみました。

また、後日Xのフォロワーさんから「水が切れると(プランターが)かなり軽くなるので目安になるかも」と教えていただいたので、プランターの重さも水やりの目安にすることにしました。教えていただきありがとうございます!

日当たりの良い場所に置かれたイチゴのプランター

ながーく伸びる茎の正体

2024/10/20 イチゴ栽培11日目

ふと気がつくと、ながーく伸びた茎がプランターの外まで出ていました。11月も近づき、寒い日も多くなりましたが、イチゴはまだまだ成長するようです。

この長く伸びた茎は「ランナー」というそうです。イチゴの収穫が終わる初夏の頃から伸ばせばこの「ランナー」から苗を作ることができるそうですが、今はイチゴの中に養分を蓄えているところなので、その養分が分散してしまわないように切り取ります。

イチゴのランナーの写真

せっかく元気に伸びてくれたので少し可哀想ですが、春にたくさんのイチゴを収穫するためです。思い切って付け根のところからハサミでカットしました。

イチゴのランナーの写真

イチゴを守れ!シャクトリムシとの戦い

2024/10/23 イチゴ栽培14日目

葉の上にとても小さなシャクトリムシを発見しました。「いっちに、いっちに」と移動する様子がとても可愛らしかったので、もっと広いところで生きなさい、と庭に放してあげることにしました。この時のフジコは、後にシャクトリムシに悩まされ続けるとは知る由もなかったのです。

2024/10/30 イチゴ栽培21日目

SNSに毎日投稿している「今日のイチゴ」その写真を撮ろうとベランダに出たところで異変に気が付きました。とちおとめの葉が……何者かに食べられています。食べられて穴が開いてしまった葉をめくると、いたのです。先日のものより数倍大きいシャクトリムシが……。慌ててティッシュで捕獲し庭に放しましたが、まだ安心はできません。他の葉にもついていないか、全ての葉を裏返してチェックしました。幸い、他の葉に被害はありませんでした。

シャクトリムシに食べられたイチゴの葉の写真

2025/11/2 イチゴ栽培24日目

被害が広がらずほっとできたのも束の間、またです。また食べられている葉があります!今度は穴のあいた紅ほっぺの葉の隣の茎に、今まさにお食事中のシャクトリムシを発見しました。

シャクトリムシに食べられたイチゴの葉の写真
イチゴの葉の裏についたシャクトリムシの写真

こんなに頻繁に食べられてしまってはたまりません。防虫対策を調べることにしました。

調べてみると、アブラムシは予防法などはあるのですが、このシャクトリムシに関しては食べられてしまった後の対応がほとんどのようです。苗にネットをかけて物理的に近づけないようにするしかないのでしょうか。しかしそのやり方では、水やりが面倒になって枯らす未来しか見えないので、なるべく避けたい……。

改めて、シャクトリムシが苗に付いた原因を考えてみます。

毎回、庭にプランターを移動させてから水やりをするのですが、その時に周りの木や植物から移ってきたのかもしれません。それが原因と考え、水やり後すぐにベランダに戻し、その後、葉の裏までよく確認することにしました。この方法で、ひとまずシャクトリムシによる被害は食い止めることができましたが、収穫まで気が抜けません。長い戦いになりそうです。

2025/11/4 イチゴ栽培26日目

葉の被害で呆然とする中、紅ほっぺに新しい葉が出てきているのに気がつきました。
寒くなっても、伸びたランナーを切っても、虫に葉を食べられても、それでもどんどん成長するイチゴを見て、フジコは毎日元気をもらっています。

新しい葉がでたイチゴの苗

番外編

葉が食べられてしまった翌日の投稿。すべての虫を警戒しています。


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〈参考書籍〉

プランターでかんたんイチゴづくり
おうちで楽しくイチゴ狩り!)

宮崎 大輔

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フルーツライター

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