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起源は中国?桃の歴史【フルーツ古今東西】

光(こう)

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光(こう)
八百屋のお兄さん

皆さん初めまして。「フル愛」の光といいます。今が旬の桃の歴史のお話しをさせてもらおうと思います。皆さんは桃はお好きですか?つるりと皮がむけてジュワッとあふれる果汁と甘さがある柔らかい桃や、サクッとカリカリして噛めば噛むほど甘い硬い桃…僕も大好きな果物なんです。
桃というと、「桃の節句」や童話「桃太郎」、「西遊記」や桃源郷という言葉のように、僕らの日常にもなじみの深い果物です。

<フル愛について>
私たちフル愛は、“果物や食を通して生産者様と皆様が繋がって欲しい、果物の魅力と美味しさをもっと知って欲しい”という想いのもと、誠心誠意を込めたイベントを通して、果物の魅力を伝える活動をしています。

そんな桃はどこから来たのかというと、中国の北西部や中東と言われています。
歴史的には、なんと約7500年という遥か昔の中国の遺跡から発見されています。中国からシルクロードを通じて、中東経由でヨーロッパに伝わりました。日本では縄文時代の遺跡から、桃の種が見つかっていますが、もっと昔に伝わっていたという話もあります。
そのほとんどが観賞用で、食用として栽培されるようになったのは明治時代。中国の水蜜桃や、ヨーロッパの黄金桃が伝来してからです。歴史は古いのに、おいしく食べられるようになったのは最近と、面白いフルーツです。