
タピオカミルクティーの大ブームを皮切りに、小籠包、滷肉飯(ルーローハン)、鶏排(ジーパイ)、豆花(トウファ)など、日本各地で台湾グルメを楽しめるカフェや専門店があちこちにオープンして、今も人気を集めています。
そんな台湾グルメの波、実はフルーツ界にもやってきています。特に注目されているのが「台湾パイナップル」。かつてはフィリピン産が主流でしたが、ここ数年で台湾産の輸入がグッと増えて、スーパーや青果店で見かける機会も増えました。

そのまま食べるだけじゃない!台湾パイナップルを使った料理
魅力がいっぱいの台湾パイナップルですが、そのまま食べるのはもちろん、料理やスイーツにもおすすめです。
台湾パイナップル使った料理を楽しめる「台湾パイナップル プレミアムテイスティング会」が開催されたので、編集部も参加させていただきました。
場所は、料理研究家・食プロデューサーの浜内千波先生のスタジオ。浜内先生が考案した台湾パイナップルを使った和食の数々を堪能してきました!

今回のお品書きは、台湾パイナップルのちらし寿司・台湾パイナップルの白和え・台湾パイナップルの浅漬け・台湾パイナップルの塩和え・タロイモのカナッペ・シェントウジャン(豆乳スープ)。
「パイナップル」×「和食」という組み合わせが新鮮!料理に台湾パイナップルを使用し、砂糖不使用でパイナップルの甘みだけで作られたそうです。浜内先生が趣向を凝らして考案したメニューの数々にわくわくが止まらない…!




台湾パイナップル×和食のお味は……?
調理が進むうちに、会場全体がフルーティで爽やかな香りに包まれていました。パイナップルの黄色いいアクセントになっていて、料理の見た目もバッチリです!


試食したところ、どの料理も台湾パイナップルの存在感がしっかり感じられながらも、調和していて本当に美味しい…!和の中にふわっと香るパイン感が心地よいです。そしてヘルシーなのでいくらでも食べられそう!
台湾パイナップルは、すりおろしたり、角切りや削ぎ切りにしたりと様々な食感と風味で飽きることなく食べることができました。
パイナップルには、タンパク質分解酵素が含まれているので、お肉を柔らかく、料理との相性が非常によい食材だなと感じました。
また、栄養豊富なパイナップルは、「女性にこそ食べてほしい食材」とのことで、美肌や疲労回復・便通改善効果も期待でき、嬉しいことばかりですね!

台湾パイナップルを食べよう
FuruFumu(フルフム)では、フルーツを使ったレシピ記事を公開していますが、改めてフルーツの食材としてのポテンシャルを感じました!
フルーツを料理に使うと、美味しさはもちろん、見た目も華やかになり、ヘルシーですごく元気をもらえるなと思います。
台湾パイナップルは、全国の有名百貨店やスーパーに流通していますのでもし見かけたらぜひ試してみてください!カットしてそのままでも、料理にしても楽しめること間違いなしです!
あとがき
柔らかく濃厚な甘さにいい香り。噛むとじゅわっと果汁が溢れるのも心地よく、すっかり台湾パイナップルの魅力にハマってしまいました。
浜内先生に教えていただいたレシピの中では、「台湾パイナップルのちらし寿司」が子供も食べやすく特におすすめです!鶏そぼろがパイナップルの成分でホロホロになって綺麗に酢飯と混ざるんですね。
また、台湾食材を使用した料理としてシェントウジャン(豆乳スープ)もいただきました。日本にはない味で、具材の食感や味わいが楽しくとても美味しく印象深かったです。
